次亜塩素酸水とは?
次亜塩素酸水とは、厚生労働省が定めた殺菌科の一種で、液体中に含まれる有効塩素濃度の割合やpH値によって成分規格された食品添加物水溶液の事を示します。
(pH値とは「水素イオン指数」の訳で、液体の水素イオン濃度指数を測定する際に1~14の数値で表します。7を「中性」とし、7より低いと「酸性」、7より高いと「アルカリ性」となります。)
検証内容として高い耐性をもつウィルス、菌「有芽細胞」に対しても高い殺菌効果が確認されています。
また、食品を使った安全性も検証されていて、野菜に10分浸した後、塩素濃度を測定しても残留塩素は検出されていないだけでなく、栄養成分の影響についても水道水で処理をした場合と比較して総ビタミン含有量に影響がないことが確認されました。
次亜塩素酸水の持つ効果としてウィルスや菌に対して高い殺菌力を有しますが、食品や人体には無害で栄養成分に及ぼす影響もなく、日々のウィルス環境対策、消臭にも効果のある水溶液です。
同じ次亜塩素酸水でもちょっと違う2種類の生成方法と特徴
電気分解式
塩酸または、塩酸に塩化ナトリウムを混合した水溶液を電気分解して生成します。
装置があればその場で大量生成できるのが特徴です。
その反面電解水なので安定持続が難しく、分離して劣化してしまうのが早いとされています。
希釈混合式
次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を希釈混合し、中和されることで生成します。
どなたでも簡単に水と混合して生成できるのが特徴です。希釈濃度の調整次第で用途別にも対応しやすく、希釈調整後も成分が安定し、持続しやすいので、生成された水溶液を小型ボトルなどで持ち運びできるのが特徴です。
次亜塩素酸水は3段階の濃度によって分かれています。
強酸性次亜塩素酸水
水溶液中に含まれる有効塩素濃度が20ppm~60ppm(0,002%~0,006%)でpH値2,7以下のもの。
弱酸性次亜塩素酸水
有効塩素濃度が10~60ppm(0,001%~0,006%)でpH値2,7~5,0の範囲内のもの。
微酸性次亜塩素酸水
有効塩素濃度が50~80ppm(0,005%~0,008%)でpH値5,0~6,5の範囲内のもの。
以上が厚生労働省の定めた成分規定で、この中でも「微酸性次亜塩素酸水」が最も安全で殺菌能力が高い事が検証されています。
検証内容として高い耐性をもつウィルス、菌「有芽細胞」に対しても高い殺菌効果が確認されています。
また、食品を使った安全性も検証されていて、野菜に10分浸した後、塩素濃度を測定しても残留塩素は検出されていないだけでなく、栄養成分の影響についても水道水で処理をした場合と比較して総ビタミン含有量に影響がないことが確認されました。
次亜塩素酸水の持つ効果としてウィルスや菌に対して高い殺菌力を有しますが、食品や人体には無害で栄養成分に及ぼす影響もなく、日々のウィルス環境対策、消臭にも効果のある水溶液です。